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展示会報告
10月5日日曜日、晴れ、いよいよ展示会ファイナル。
結局会期中はずーっとお天気続きで、ちょっと奇跡的とも言えるほど恵まれた状況でした。
ギャラリーカタカタの2軒先は教会で、午前中ミサの美しい賛美歌が聞こえてきました。その向かいにはオーナーさんが「昔からあるんですよ」と教えてくれた大きな金木犀の樹があって、辺り一面が、いい香り・・・
ミサが終わる頃、「古い本のにおいがしたの!」といって、
70代くらいのご婦人が立ち寄ってくださいました。
「私ね、このにおいが大好きなの。」
ご婦人は一冊一冊の絵本をゆっくりと見てくださって、
「まあ!」 とか
「あら、かわいいわね〜。」 とか・・・
ときどき小さな笑い声も聞こえてきたりして、
そんな光景を眺めている私までもが、何ともいえず幸せな気持ちになりました。
誰かがしあわせそうな表情をしているのを見るのは、なんてうれしいことでしょう。そういう力が絵本にはあるのだと深く深く確信しました。
毎日祈らずにはいられないほど、いろんなことがあって、思わず“人間なんて…”と思ってしまうこともあるけれど、絵本を作り出すのも人間
、それを開くのも人間なんですよね。
展示会の企画中、オーナーさんを初めいろいろな方々から「手に取って見れるようにすれば、本が傷むでしょう?」という心配をしていただきました。私の中にもそういう不安が無かったわけではありません。けれども、手に取って見られないなんて、ページを開けないなんて、それはもう“本”ではありませんよね。ガラスケースの中に入れられてしまったら、きっと本も泣くでしょう。
結局「いいよいいよ、傷んで当然、それはその本が愛された証拠」 ということになりました。それに、すでにもうかなり傷んでる本たちだし。
ときどき、新本同様のきれいさで発見される古本もありますが、その本はかえって悲しんでいるかもしれません。
でもね、絵本が大好きな方々のページを開く手は優しくて、心配する必要なんて全くありませんでした。この6日間で、絵本たちの歴史は多少加速したかもしれませんが、どこかで眠り続けている本たちに比べたら、この絵本たちはずーっと幸せなはずです。現に私には、絵本たちが息を吹き返したように見えましたよ。
絵本たちのおかげで、今回もたくさんの出会いを得ることができました。
それは、私たちにとって何よりの喜び。旅の報告で、本についての情報より誰かとの出会いのコメントが多くなってしまったりするのもそのせいです。(図録におまけとしてつけた“出来事”は、実は私たちにとっては絵本よりも大切なものなんです。・・・笑)
BBSにもメッセージをいただきましたが、今回の私たちの一番大きな成果は“出会い”でした。考えてみれば、すべてはこの一言に集約できる気がします。展示会の動機も目的も結果も、プレシャスのこれまでも、これからも…
つまりそれは、無意識だけど、私たちの一番の喜びであり、だからこそ一番求めているものであり、そのために旅に出たり、展示会をしてみたりするのだと思います。
販売会ではなく展示会にするという試み・・・古本屋なのに。(笑)
けれどもそうすることで、たくさんの方々と出会いの“喜び”をシェアできたのではないかと感じています。 出会わなければ、何も始まりません。出会っていない本は、欲しいと思うことすらできませんものね。
(笑)
今回も、相変わらずのバタバタでした。いつもにまして、このサイトにも見苦しい点が多々あったと思いますが、 どうかお許しください。
皆さんからいただいたたくさんのお気遣いのおかげで、無事に展示会を終了することができました。 今回に限らず、いつも私たちを支えてくださっているたくさんの方々に、心からお礼申し上げます。皆さん、本当にありがとう。

10月5日
“旅先で出会った絵本たち展”ファイナル
皆さんのおかげで本当にあたたかな展示会になりました。
私たちにとって、これは一つの奇跡です。
感 謝
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会期中は毎日気持ちのいいお天気が続きました。

たくさんの出会いを生んでくれたカフェスペース

来てくださった皆さんにも、サイトで応援してくださった皆さんにも、ただただ、ありがとう。
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最終日はその日のうちに撤収、店主Cを迎えにいって、帰ったら真夜中でした。 気がついたらテレビのリモコンで電話をかけようとしていたので、やっぱり疲れているんだと思います。・・・笑
どうりでどこにもかからないと思った ・・・笑
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